日本包装技術協会 第10回包装材料セミナーのお知らせ
2015.01.20
日本包装技術協会は、1月30日㈮・東京千代田区の日本教育会館第二会議室で第10回包装材料セミナーを開催する。 同セミナーはバリア包材の話題を中心に、食品劣化のメカニズム、品質保持技術の説明や素材別バリア包材の最新事例などを紹介する予定。概要は次のとおり。
▽講演内容
①「食品品質劣化の要因と包装による品質保持」(講師:あいち産業科学技術総合センター、食品工業技術センター、保蔵包装技術主任研究員 鳥居貴佳氏)=食品の劣化要因について事例を中心に紹介、包装(特にバリア包材)による品質保持効果を基礎的な部分を含め紹介・解説。
②「紙製バリア包材の開発~紙素材の高機能かを目指して~」(講師:日本製紙研究開発本部総合研究所主任研究員 野田貴治氏)=紙素材を高機能化した「紙製バリア包材」の特徴や展開可能性について紹介。
③「バリアフィルムの最新動向と『GLファミリー』展開について」(講師:凸版印刷マテリアルソリューション事業本部バリアフィルムセンター事業企画本部開発販促部販促チーム部長 山本俊巳氏)=バリアフィルムの動向についてや、凸版印刷が開発した透明バリアフィルム「GLファミリー」の展開状況について紹介する。
④『感想条件下に適用可能な脱酸素容器『OxyVanish-D』について』(三菱ガス化学特殊機能材カンパニー研究開発センター研究員 増田章宏氏)=微生物やカビの発育・内容物の酸化を防ぎ保存性を向上させる脱酸素剤を使用した脱酸素包装の中で、水分を必要としない脱酸素樹脂を利用した感想条件下でも脱酸素可能のボトル容器「OxyVanish-D」について説明。
▽日時=1月30日㈮午前10時~午後4時40分 ▽会場=日本教育会館 第二会議室(東京都千代田区一ツ橋2-6-2)
▽参加費=会員税込1万8360円。3人以上の同時申込みの場合1人税込み1万5120円、一般税込2万7000円。
▽申込方法=協会ホームページ(http://www.jpi.or.jp)から申込む。申込み後参加賞と請求書が送られる。 ▽問い合わせ先=東京都中央区築地4-1-1東劇ビル10階 公益社団法人日本包装技術協会 包装材料セミナー係 竹内、☎03-3543-1189,FAX03―3543-8970、メールアドレスtakeuchi@jpi.or.jp