過去の大会賞歴

1999年大会

今回より大会規定が変った。これまで2年に1回の開催だったのが、3年に1回に。また出場国も12カ国に拡大した。それまで行われていた部門別表彰は廃止、総合順位のみの発表となった。競技も1日4カ国ずつ行われる。その一方で日本国内でも変化があった。大会規定の変更の流れを受けて前年にベーカリー・ワールドカップ実行委員会(委員長:金林達郎 帝国ホテルベーカリーシェフ)を発足させ、国内でのバックアップ体制が整った。

選考によって選ばれた選手達は、トレーニングの一環で、半年という短期間の間に、日本全国で出品予定作品の講習会を行った。いわば日本のパン業界総出での応援体制だ。渡仏には、実行委員会のメンバーも同行し、直前まで一緒にトレーニングに励んだ。そして本番。選手達は、前回までのプレッシャーとは、また別のプレッシャーを感じたが、押しつぶされること無く、競技も終了。結果は3位だった。1位アメリカ2位フランスとも僅差だったが、前々回前回と3大会連続で好成績をおさめている日本に対して、各国の関心も高まっていると感じた大会であった。

日本選手の成績

1999年
(株)ドンク 江崎 幸一(チームリーダー) ヴィエノワズリー
(株)ドゥースフランス 細田 実 バゲット及びパンスペシオ
(株)神戸屋レストラン 中山 透 芸術的装飾パン
※会社名は入賞当時の会社名です。

結果:総合 3位 この回から 部門表彰廃止



《部門別表彰》

※この大会から部門別表彰は廃止。

総合順位 (※6位以下の順位は公表されず)

1位 アメリカ

2位 フランス

3位 日本

4位 スイス

5位 ルクセンブルク

6位 ベルギー


以下不明

デンマーク

ポルトガル

スロバキア

スペイン

チリ

ハンガリー